資源ごみの分別でエコ生活をしよう

自治体に任されているエコ対策としての分別

ゴミ処理に分別という手法が導入された時は、皆戸惑ったものです。もちろん昔から燃えるゴミと燃えないゴミの区別くらいはあったのです。例えば割れた茶碗やガラス瓶などは、普通に捨てられるゴミとは区別されていました。ビール瓶などは酒屋に変換し、新聞紙は廃品回収車という車が来た時に、トイレットペーパーなどと交換したのです。昔はナイロンやビニールなどの石油製品も今ほど多くなく、大まかに分けて燃える、燃えないで区別していたのです。しかし、エコ対策を重視する現代では誰でも資源ゴミの分別で苦労しているのではないでしょうか。

先日見たテレビでは、日本のある地域では資源ゴミの分別に、20以上の区別を設けているそうです。その地域の人々は小学生から主婦、高齢者に到るまで、ほぼ完ぺきに分別能力があるということです。主婦泣かせの食品包装のビニール類では、御菓子の袋や納豆の包装、醤油の袋なども分別するそうで、テレビの報道では、ある主婦が使い終わった食品包装のビニール類をきれいに水洗いしているシーンが映っていました。この番組を見て私は、いくらエコ社会の実現といっても、そのような細かい分別を要請されたら、誰もがノイローゼになるのではないかと思いました。なぜその地域がそうした細かい区別をするかというと、ゴミ処理施設がないため、近辺の他地域にゴミ焼却を依頼しているからです。そのためできるだけゴミを減らして、ゴミ焼却費用を抑えているのです。私たちは日ごろ、ゴミ処理にもお金がかかることを忘れています。私はこの報道を見て、本当のエコ社会は、ゴミ自体を減らすことが第一だとつくづく理解したのです。